仙台市電保存館
2025年11月23日(祝)、仙台市交通局富沢車両基地の一角に設けられた仙台市電保存館へ行ってきました。
モハ1形1号車。
1926年の仙台市電開業当初に導入された車両。

モハ100形123号車。

123号車の車内。どの車両もピカピカに整備されてきれいに保存されています。

モハ400形415号車。

415号車の車内。ピント合わせに失敗してしまいましたが、右前方、車体前方の車体幅の絞りに合わせて座席が曲線状になっているのがお分かりいただけるだろうか。今と違ってコスト優先ではなく職人さんの手作り感があっていいですねー。今だったらこんなめんどくさいところの座席はなくすだけですよ。。。

415号車の運転台。

モハ400形の直角カルダン駆動台車。(モーター軸と車軸が直角方向)
直角カルダンは1960年代以降はほぼほぼ使われなくなる中、地元相鉄だけは2001年製造の9000系まで採用していたので今も現役で、結構なじみ深い。
個人的には平行カルダンより直角カルダンの方が直線区間で走行している分には静かだと思う。
ただ、車軸間距離が延びるため、曲線区間での線路との軋み音は大きいし、台車が大きくなるため重い。
子供の頃、相鉄がのろく感じていたのは、この車軸間距離の長さ故に、同じ速度で走っていても線路の継ぎ目を通過する時の音の間隔が延びるせいではないかと思っている。
